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designer:武藤 亨
 


2015SSからスタートしたアパレルブランド、Jens...

このブランドはイェンスと呼ぶが、北欧の男性名に良く出てくる、代表的な存在感と、響きのニュアンスの綺麗さに惹かれて付けられた。
メンズをベース(生地・パターン)にしながら、女性らしさを演出できる服作り。
ニュートラルな美しさと強さを纏うことのできる、そんなJens.....

今季コレクションの主題となるのは「自然とユーモア」

レオナルド・クレモニーニによる部屋から海を望む絵画、イビザ島、フラワーチルドレン、60-70 年代のグラフィック、クリスト&ジャンヌ=クロードによるランドスケープ作品、カリフォルニア南部で展開された光と空間を制作素材とした美術作品群など、自然を軸としたイメージがソースとなっており、

自然(特に海や空)から来るイメージや、開放的なムードを中心に置いてコレクションが制作されています。

テーマ名には主題を踏まえ、60年代のアメリカで多く付けられた女性名から" LINDA "と。

 

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今シーズンJensが試験的にスタートさせたテンポラリーライン、そのメインに打ち出されたのがJensの作る「デニム」です

今回のクリエーションの中には、3つのデニムが展開されます。
その中で、CASANOVA & Co. が選んだデニムがこの2つ。

①polyester 52% cotton 48%
経糸に綿のインディゴ糸、緯糸にポリエステルの白糸を織り込んだ平織物。
デニムとはいえ、綾織りではない。
Jensの解釈で「デニム」の展開となる一つの生地として製作されたもの。
ポリエステルの光沢感が表面へと強く出ており、決してカジュアルになり過ぎない品の良さを産む。
とても軽いが、ハリがあるため、落ち感というよりは形状がはっきりと出る。

②cotton 60% polyester 40%
経糸に綿のインディゴ糸、緯糸にポリエステルの白糸を織り込んだ綾織りの 11oz デニム。
しっかりと撚りのかかった細い部分と、甘撚りの太い部分が交互に現れるスラブ糸を経糸に打ち込んでいるため、光沢感や色の表情にも変化がありラフな仕上がりに。

単純に「カジュアル」という言葉が今までは似つかわしくなかったJensの洋服。
決して「デニム=カジュアル」というわけではないと思うが、どうしても日本人の印象ではそのように捉えてしまう。

「単純なカジュアルデニム」ではないものを、Jensは作った気がします。

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